入社1年目の教科書 [岩瀬 大輔]

概要

 東大出身でファーストキャリアがBCG、その後も輝かしい経歴を持つ筆者が、社会人として働く中で、芯として大事にしている3つの原則を紹介した上で、具体的な仕事の方法が50の小項目に分けて述べられています。

 

感想

 新卒1年目の自分にとっては、学ぶことが多かった一冊。インターンや職場でいわゆる「デキる上司」にアドバイスしていただいたことも多く書かれており、やはりデキる人は当たり前のようにやっていることなんだなぁと実感しました。ただし、本書は2011年に書かれており、今の価値観からするとやや体育会系というか、あくまで「仕事重視」の価値観で書かれている気がします。とはいえ、仕事をしていく上で参考になる事柄が多かったので、一読してみてはいかがでしょうか。

 

学びポイント

 今回の学びポイントは、筆者が3原則と謳っているものをそのまま載せています。原則だから、というのもそうですが、入社して半年強でこれらのポイントはとても大事だと実感しているから、というのもあります。

 

  1. 頼まれたことは必ずやり切る

「信頼」を得るためにとても重要な原則。催促される前にやりきること。周囲からの信頼を得られれば、どんどん仕事が回ってくるし、その分早く成長できる。

 

  1. 50点で構わないから早く出せ

新人のうちは、ひとりで長期間かけ100点を目指しがちだが、50点でいいから早く提出し、フィードバックをもらう方がいい。その方が、ゴールまでの道のりも短くなるし、成長も早くなる。

 

  1. つまらない仕事はない

一見つまらなく思える仕事でも、「何のためにやるのか」「自分にはどんな付加価値がつけれるのか」を考えると、全く違うものに見えてくる。

まとめ

 読書のブログをやるやると言っておきながら、1冊目に取り組むまでに半年以上かかってしまいました。笑

 これからは、無理のない範囲で定期的にまとめていこうと思います。

 ちなみに、この本は僕が入社するにあたって会社に支給された本です。10冊以上も支給してくれた会社にはとても感謝しています。激務ですが。